この記事の要点:

  • バンコクのヌルマッサージは、スクンビット通りのソイ22とソイ33に集中している。BTSプロンポン駅から歩ける範囲
  • 料金の目安は標準コースで2,000〜3,500バーツ。VIPルームやジャグジー付きは6,000〜9,000バーツまで上がる
  • 当サイトが把握している範囲で、バンコクで日本語対応をうたう店は12軒。うちヌル専門店は数軒にとどまる
  • 表示価格は「基本コース」の価格。ジャクジー、VIPルーム、指名、コスプレなどは別料金になる店がほとんど

バンコクのヌルマッサージは、日本のそれとは成り立ちが違う。日本では風俗店のメニューのひとつとして扱われることが多いが、バンコクではヌル専門店という業態が独立して成立していて、スクンビット通りのソイ22とソイ33の二本に、その大半が集まっている。

日本人の利用者にとって実際に問題になるのは、料金よりも言葉と会計の二点だ。この記事はその二点を中心に、2026年8月時点で当サイトが確認している情報だけをまとめている。訪問記ではなく、店側が公表している内容と公開レビューを整理したものだと思って読んでほしい。

日本語が通じる店は、実際にはそれほど多くない

バンコクの massage 店は英語なら大抵どこでも通じる。ただし「英語が通じる」と「こちらの要望が正確に伝わる」は別の話で、コースの内容や追加料金の説明になると、英語だけでは食い違いが起きやすい。

当サイトの掲載店のうち、日本語対応を明記しているバンコクの店は12軒。そのうちヌル専門店に絞ると、下の表の数軒になる。日本語スタッフが常時いるかどうかは日によって変わるので、日本語で対応してほしい場合は事前にLINEで確認しておくのが確実だ。

店名エリア種別料金(バーツ)評価
Miki Nuruソイ22ヌル2,300〜8,500レビューなし(新規開店)
SENA Nuruソイ33ヌル3,000〜5,0004.9(14件)
Toro Nuruソイ33ヌル3,600〜4,8004.6(28件)
Rina Spa Nuruエカマイヌル3,000〜6,0004.7(42件)
Dragon Heartナナソープ1,800〜8,5004.6(63件)
102 Massageプロンポンソープ2,400〜6,0004.1(133件)

評価は公開レビューの数値であり、当サイトの採点ではない。件数が少ない評価は、高くても実績としては薄いと考えたほうがいい。

日本式のヌルを求めるなら — Miki Nuru(ソイ22)

日本語での接客と、日本式のヌルの作法の両方をそろえている店として、まず挙げたいのがMiki Nuruだ。スクンビット・ソイ22の443番地、ソイの奥まった側にある。

この店を最初に挙げる理由は三つある。

ひとつは、施術がヌルを主役として組まれていること。専用のジェルマットをベッドとは別に用意していて、これはヌルの技法が本来必要とするものだ。後からメニューにヌルを足した店では、マッサージ台の上でそのまま施術することが少なくない。

ふたつめは言語で、英語・日本語・中国語・韓国語・タイ語を掲げている。スクンビットのヌル店としては対応言語がもっとも広い。

三つめは、掲載情報を店のオーナー自身が確認していること。当サイトの掲載店の大半は、公開情報をこちらでまとめたものだ。この店については、料金・営業時間・サービス内容を運営者本人が確認している。ソイ22でこの状態にあるのは、現時点でこの店だけになる。

料金は、ヌル60分が3,200バーツ、80分が3,700バーツ。ジャグジー付きにすると60分3,700バーツ、80分4,200バーツ。セラピスト2名の90分コースが8,000バーツで、こちらはジャグジーとコスプレが込みの価格になっている。VIPルームへの変更が500バーツ、コスプレ300バーツ、ストッキング200バーツ。営業は毎日10時から24時まで。

注意点も正直に書いておく。表の最低価格2,300バーツは40分の通常マッサージで、ヌルではない。ヌルは3,200バーツからだ。それから開店して間もない店なので、レビューの蓄積がまだない。当サイトの編集部としても現地訪問は済ませていない。オーナー確認済みであることと、我々が実際に見て確かめたことは、別のことだと考えている。

日本人らしい配慮として実務的なのは、着物を使った接客をしていることと、ソイの奥にあるぶん人目につきにくいことだろう。BTSプロンポン駅からは徒歩10分ほど。日中ならソイの入口からバイクタクシーを使ったほうが早い。MRTクイーンシリキット駅からもほぼ同じ距離で、こちらのほうが奥まで近い。

着物での接客。Miki Nuru(スクンビット・ソイ22)の店舗提供写真

写真は店舗から提供されたものだ。スクンビットのヌル店の多くがランジェリーで統一しているなかで、この店は着物を使っている。日本人客にとっては、これが「日本式」を名乗る店の本気度をはかる、いちばん分かりやすい目印になる。

Miki Nuruの詳細ページ(写真・全料金表・地図)→

湯気の立つ浴槽の縁に腰かける女性。バンコクの和風ジャグジールーム

その他の選択肢

一軒だけを挙げて終わりにするのは案内として不誠実なので、性格の違う店も並べておく。

SENA Nuru(ソイ33)はヌル以外をやらない専門店で、日本製のジェルを使っている。3,000〜5,000バーツ、営業10時〜翌2時。評価は4.9だがレビューは14件と少ない。

Toro Nuru(ソイ33)は暖簾や竹を使った和風の内装で、オプションメニューが細かい。3,600〜4,800バーツ、13時〜翌1時。

Rina Spa Nuru(エカマイ)はソイ22・33の集積から少し離れるが、42件で4.7と、レビュー数と評価のバランスがこの中ではもっとも安定している。3,000〜6,000バーツ。

ヌルではなくソープを希望するなら、Dragon Heart(ナナ)と102 Massage(プロンポン)が日本語対応を掲げている。ソープとヌルの違いについてはソープマッサージの解説を読んでほしい。

なお、店舗数と評価だけで選びたい場合は、ソイ22でレビュー数が突出しているのはCube Massage(224件・4.7、2,000〜8,500バーツ)だ。日本語対応は掲げていないが、実績という一点では他店を引き離している。

施術前にジェルマットを整えるセラピスト二人。バンコクの個室

料金の考え方

バンコクのヌルの標準コースは、おおむね2,000〜3,500バーツに収まる。これがジャグジー付きになると3,700〜5,500バーツ、VIPルームや2名体制になると6,000〜9,000バーツというのが2026年8月時点の相場だ。

日本人の利用者が現地で揉めるのは、ほぼ例外なく「表示価格と会計額の差」である。バンコクの店の表示価格は基本コースのものであって、以下は別料金になることが多い。

  • ジャグジーやVIPルームの利用
  • セラピストの指名
  • コスプレ、衣装、オプション
  • 延長

受付の段階で、合計額を数字で確認すること。 部屋に上がってから聞くのでは遅い。金額を紙かスマホの画面に書いてもらえば、言語の問題は事実上なくなる。

支払い方法も事前に確認したい。現金のみの店が珍しくなく、しかもそれを公表していない店もある。

BTSの高架下、夜のスクンビット通り。タクシーとバイクタクシーが並ぶ

行き方

ソイ22とソイ33は、どちらもBTSプロンポン駅が最寄りになる。駅を挟んでソイ33が北側、ソイ22が南側。二本の間は徒歩10分ほどなので、一晩で両方を見て回ることもできる。

ソイ22の奥のほうへ行く場合は、MRTクイーンシリキット国際会議場駅から入ったほうが近い。スワンナプーム空港からはエアポートレールリンクでマッカサンへ出て、MRTに乗り換えるのが分かりやすい。

通りごとの詳しい並びは、スクンビット・ソイ22のガイドソイ33のガイドにまとめてある(英語)。

利用の際の注意

  • 予約はLINEで。 掲載店の多くがLINE IDを公開している。金土の夜は指名が埋まりやすいので、日本語で対応してほしいときは特に事前連絡が効く。
  • 平日の昼から夕方が空いている。 19時を過ぎるとセラピストの選択肢が狭まる。
  • 18歳未満は利用できない。 パスポートの提示を求められることがある。
  • 深夜の移動はGrabか正規メータータクシーで。 流しの白タクは避けたほうがいい。
  • 衛生面は店によって差がある。 シャワーの有無、リネンの交換、健康診断書の提示可否は、気になるなら受付で聞いてよい。まともな店なら答えられる。

よくある質問

バンコクのヌルマッサージの相場はいくらですか?

標準コースで2,000〜3,500バーツが目安です。ジャグジー付きで3,700〜5,500バーツ、VIPルームやセラピスト2名の構成では6,000〜9,000バーツまで上がります。いずれも2026年8月時点で当サイトが確認した掲載店の価格帯です。表示価格は基本コースのものなので、オプションを含めた合計額は受付で確認してください。

日本語が通じる店はありますか?

あります。当サイトの掲載店のうち、バンコクで日本語対応を明記しているのは12軒です。ヌル専門店ではMiki Nuru(ソイ22)、SENA Nuru、Toro Nuru(ともにソイ33)、Rina Spa Nuru(エカマイ)などが該当します。ただし日本語スタッフが常時在籍しているとは限らないため、LINEで事前に確認するのが確実です。

ヌルマッサージとソープマッサージはどう違いますか?

ヌルは専用のジェルを使い、マットの上で全身を密着させて行う施術です。ソープは泡と浴槽を使うもので、施術の場所も道具も異なります。バンコクではどちらも扱う店がありますが、ヌルを目的に行くなら専用のマットを備えた店を選んだほうが確実です。詳しくはソープマッサージの解説をご覧ください。

予約は必要ですか?

飛び込みでも入れる店がほとんどですが、セラピストを指名したい場合や金曜・土曜の夜は予約したほうが確実です。多くの店がLINEを窓口にしています。日本語での対応を希望する場合は、その旨を予約時に伝えておくと当日の行き違いが減ります。

支払いにクレジットカードは使えますか?

店によります。現金のみの店が少なくなく、しかもそれを事前に公表していない場合があります。到着前にLINEで確認しておくのが安全です。ATMは各ソイの入口付近にありますが、深夜の単独利用はおすすめしません。

プロンポン以外にもヌルの店はありますか?

あります。エカマイ、アソーク、ナナ、ラマ9などにも掲載店がありますが、ヌル専門店の密度という点ではソイ22とソイ33が突出しています。エリア別に見る場合はプロンポンのエリアページから辿るのが早いです。

次に読む

バンコクの全掲載店はヌルマッサージのディレクトリから、料金・評価・設備で絞り込めます。通り単位で比べたい場合はスクンビット・ソイ22のガイドへ。


最終調査:2026年8月。料金・評価・店舗情報は各店の公式サイトおよび当サイトのデータベースで確認したものです。情報が古い場合はご連絡ください